うわさ AMDの次世代FusionAPU「Ontario」はかなりの低消費電力かも

xbitlabs.com Source Denies Excessive Power Consumption of the First AMD Fusion Processors.より。

今まで噂になっていたAMDのFusionAPU「Ontario」の消費電力は、18W〜25Wの間で、薄型ノートブックPCやネットブックPC向けと言われていた。だが実際にはその噂は間違っていて、最終的な製品は実はとんでもない電力効率であるという

「Ontario」はコードネーム「Bobcat」と呼ばれるx86プロセッサをベースにした1〜2コアで、DirectX11GPUを統合したAPUである。

「Bobcat」は低消費電力コンピューティングを目指しており、それ故Intelの「Atom」プロセッサが直接の競合相手である。「Bobcat」はアウトオブオーダー実行型のコアを持ち、「Atom」より低消費電力を目指している。AMDは「Bobcat」チップを「1W以下」の消費電力を約束している。ここから二つの事実を導き出すと、より低消費電力なデバイスに使用できることが可能であることと、最初の「Bobcat」チップの18Wという消費電力の予想は当たらないだろう。

だがソース元は最初のFusionベースのチップのいかなる詳細な電力消費量について開示してくれなかったが、X-bit labsによってコードネーム「Llano」プロセッサについて記載された文章を元にしていることに気づくべきである -「Llano」はPhenomIIクラスのハイパフォーマンスx86エンジンにハイエンドGPUコアの統合を特徴としている -。
「Llano」はAMDのマイクロプロセッサとグラフィックプロセッサの技術者に設計された多大な消費電力カットに貢献されて20W以下の熱設計に抑えられているということを意味している。

だけれどもこの点は何も確かなことではない。ただコードネーム「Ontario」と「Llano」プロセッサファミリーが性能や消費電力量が明確に重なり合うだろうということは疑わしい。

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どうやら「Ontario」は想像より性能が高く低消費電力になるかも。「Atom」がインオーダー実行のCPUで性能を犠牲にして低消費電力と低価格を提供しているが、AMDはそれを上回る製品を設計しているようだ。ATIとの合併がここでも相乗効果を表すか?

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