Ubuntu Linux 10.04から10.10にupdate-managerでアップデートを実行したが失敗した(スクリプトエラーを表示したままフリーズ)。その結果起動自体しなくなってしまった。
とりあえずシステムとデータの復旧は成功したので一安心。備忘録として手順をまとめておく。
- Ubuntu Linux 10.10のCDイメージをダウンロードしCD-Rに記録する。
- CDから起動後、通常のインストールに進み、partitionorの段階で既存のディスクにルートディレクトリとスワップ領域を割り当てる。
- Alt+ctrl+F2でコンソールを切り替え、/etcと/homeを別ディスクにバックアップする。
- またAlt+ctrl+F1でpartitionorに戻り、「パーティションをフォーマットしない」を選択する。すると/binや/sbin、/etcなどを削除するけど良いかと確認してくるのでOKする。
- しばらくインストールしリスタート。
- 無事起動するがRAIDやLVM設定ファイル等/etcディレクトリが標準に戻ってしまうので、ログイン後バックアップディスクからコピーする。
- 再び再起動すると起動時にRAIDやLVMパーティションを認識しfstabの記述通りにマウントする。
- 日本語パッケージのリポジトリなどを登録する。
- あとは足りないアプリケーションソフトウエアを追加インストールして完了。
さてASUS M2A-VMの環境で変化した点は、xorg Radeonデバイスドライバでcompiz-fusionが有効になるが、1920×1440以上の解像度では画面右端の表示が乱れる現象である。metacityでは発生しないのでmesa-driかxserver-xorg-video-radeonかどちらかの問題であろう。