Ubuntu Linux 11.04 Natty Narwhal へのアップグレード失敗について

日本時間の4月28日夜にUbuntu Linux 11.04 Natty Narwhal のダウンロード及びアップグレードが可能になったとの通知がupdate-manager経由で知った。早速update-managerを利用しアップデートしたが、

An unresolvable problem occurred while calculating the upgrade: E:Error, pkgProblemResolver::Resolve generated breaks, this may be caused by held packages.

というメッセージと共にアップデートが中断する。作業のログは /var/log/dist-upgrade/ 以下にディレクトリが作成されるので、apt.logというファイルを確認する。

  • xserver-xorg関連で大量に「Broken xserver-xorg-core:amd64 Breaks on xserver-xorg-video-8 [ amd64 ] < none > ( none )」などのメッセージが記録されている。

xorg-edgersのppaを利用しているせいだろう。次の作業を行う。

  1. sudo aptitude install ppa-purge
  2. sudo ppa-purge xorg-edgers
  3. sudo aptitude remove libdrm-* libgl1*
  4. sudo aptitude update
  5. sudo aptitude upgrade
  6. sudo do-release-upgrade

これで無事アップデート処理が開始された。

Ubuntu Linux 10.04 Lucid LynxのLinuxカーネル kernel-ppa mainline 2.6.36 2010年9月8日版でOracle Virtualbox 3.2.8を動作させる。

Ubuntu Linux 10.04のkernel-ppaに、Maverick Meeakat用のカーネル2.6.36のdebパッケージがアップされていたのだが、Oracle Virtualbox 3.2.8のkernel moduleのコンパイルに失敗する。実際に動作させる方法を備忘録としてメモする。

1. Oracle Virtualbox 3.2.8をインストールする。

Oracle Virtualbox公式ページからLinuxホスト用バイナリパッケージを参照してインストール。

2. Linux カーネル 2.3.36をインストールする。

http://kernel.ubuntu.com/~kernel-ppa/mainline/daily/

.debファイルをクリックしてカーネルイメージとヘッダファイルをインストールする。ヘッダファイルはgeneric -> amd64の順番でインストール。

3. Virtualbox 3.2.8の修正パッチをあてる。

http://permalink.gmane.org/gmane.comp.emulators.virtualbox.devel/3134

上記のページ下部からAttachment (diff_vboxnetadp_vbox_3.2.8_linux_2.6.36) 3134-001.bin をダウンロードしておく。

$ sudo -s

$ cd /usr/share/virtualbox/src/vboxnetadp

$ patch -p0 < /ダウンロードしておいたディレクトリ/3134-001.bin

$ /etc/init.d/vboxdrv setup

これでモジュールが正常にコンパイル完了。

実はVMware Player 3.1を2.6.36で動作させることができなかったので乗り換えたw。しばらくすればVirtualboxのアップデートでパッチを充てなくても済むようになるだろう。あとGuestOSがWindowsVIstaやWindows7の場合サウンドドライバが見つからず音が出ないが、realteck.com.twあたりからAC97コーデックドライバをダウンロードしインストールすると音がなる。

OpenSolarisとUbuntu Linux 8.04TLSの合体OS「Nexenta Core Platform 3.0」がリリースに

sourceforge.jp OpenSolarisベースのディストリビューション「Nexenta Core Platform 3.0」リリース 2010年08月20日 14:31 より。

概要として、

  • カーネルにOpenSolaris build 134を利用。
  • ユーザランドにUbuntu Linux 8.04 TLSパッケージをベースに使用。
  • 100% native Debian環境なんでアップグレードの多い日も安心。
  • パッケージも13,000以上をリポジトリに用意。
  • ZFSの機能がすべて使える上に、deduplication(※重複除外機能)も利用できるので、ストレージ容量の節約もOK。
  • DTraceも使える。
  • とりあえずデスクトップ環境からサーバ環境まで全部揃えている。
    • dpkg/apt, gcc, binutils, coreutils, perl, python, ruby, Qt libs, GTK libs, etc
    • apache, mysql, postgresql, exim4, etc.
  • VimとGNU Screenは標準装備。
  • ZFSの能力でapt-getを利用したapt-cloneを内蔵。
  • Nexenta Systemsの「NexentaStor」で使用されている。
  • 対応CPUアーキテクチャはx86及びamd64。
  • 必要最低メモリは256MB、2GiB以上のストレージ、CD-ROMドライブなど。
  • いずれカーネルを現在開発中のOpenSolarisのオープンソースプロジェクト「Illumos」に置き換えて、「Nexenta Core Platform 4.0」でリリースする予定。

Nexentaプロジェクト http://nexenta.org/

Nexenta Core Platform 3.0ダウンロード http://nexenta.org/projects/site/wiki/DownloadStable

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それよりも「The Adventures of Nexentaman」という紹介コミックにワロタ。現在ダウンロード中。あとでOracle VirtualBox-oseにインストールしてやるw

Ubuntu Linux kernel-ppaにLinuxカーネル2.6.36が登場

http://kernel.ubuntu.com/~kernel-ppa/mainline/daily/ より。

Ubuntu linux 10.10 Maverick Meeakat用Linuxカーネルバージョン2.6.36がdebパッケージでダウンロード可能。

現在linux-headersと共にインストール中。

changelogはkernel.orgから読んで。

更新

カーネルバージョンアップデート後正常に起動し、xorg-edgers Radeonドライバも問題なく動作。ただしVirutalbox-oseは起動するが、vmware-playerは例のごとくiommc.cで関数名の書き換えが必要かつvmware起動毎にカーネルモジュールを再コンパイルする現象が発生したので2.6.36の使用は一旦終了。

AMD Developer Inside Trackエピソード12 AMD SimNowの導入方法

All of AMD ADIT Episode #12 Introduction to AMD SimNow August 18 2010 by Sharon Troia より。

AMD Developer Inside Trackエピソード12 AMD SimNowの導入方法

こんなソフトウエアがあるとはしらなんだ。

AMDの新しいCPUではXOPやAVXに対応しているが、そのCPUやマザーボードを開発する際に必要なシミュレータらしい。名前はAMD SimNow™。

  • Bit slice DES(暗号化アルゴリズムの一種で、演算時最も時間のかかる部分を最適化するためビット入出力を減らして処理時間を削減する手法)に有効なXOP命令の導入
  • AVX命令群のシミュレート

動作環境は下記の通り。

  • OS Distribution
    • Any of the following 64-Bit Linux distributions. SuSE 9 Pro and newer
    • RedHat 64Bit Enterprise 3 and above
    • Fedora Core 2 and newer.
    • SuSE 9.1 or newer for AMD64 (recommended)
    • Windows® XP Professional x64 Edition OR Windows Server 2003 x64 Edition.
  • Memory
    • Approx. 64MB of memory, plus Approx. 150 MB of memory for each simulated processor, plus the amount of simulated RAM
  • Processor
    • AMD Athlon™ 64 or AMD Opteron™.

ダウンロードはAMD SimNow™ Simulatorのページより。

ブラウザ Opera10.61 Linux版登場

opera.com よりダウンロード可能。Ubuntu Linux用.debパッケージもダウンロード可能。インストール後はメニューが正常に日本語表示される。ただしまだフォント設定が甘いのでこのあたりは各自でCSSを書き換えた方が良いだろう。

今まで問題であったibus-mozc等ibusでの日本語入力が可能になっている。この記事は実際Opera10.61 Ubuntu Linux版から掲載。

ただしYoutube等Flashプラグインも動作するが、amd64版ではoperapluginwrapper-nativeがopera起動時にsyslogに大量にSegment Faultログを吐き出す。

Ubuntu Linux 10.04 Lucid LynxでAsus M2A-VMにDell U2711 Flat Panel MonitorをDVI-Dデュアルリンク接続

さてこれまでHyundaiの1280×1.204 pixels の液晶モニタを使っていたが、仕事の関係で16:9のモニタが必要になった。

だが一般的な2万円前後の1920×1080 pixelsのモニタには不満を持っていた。

  1. 横の解像度は高いが縦の解像度が低い。これは1024pixels→1080pixelsだとほとんど変化がない。縦1200pixelsのモニタも同様。
  2. 低価格のTN液晶では見る角度により色の変化が激しすぎる。これは大きなモニタほど顕著になる。右下や左下でホワイトバランスが異なって見える。
  3. 液晶表面のグレア加工は画像のコントラストを際立たせて美しく見せる効果があるが環境によっては映り込みがひどくてコントラストに弱い画面の読み取りが難しくなる。
  4. Asus M2A-VMのチップセットであるAMD 690Gのグラフィクスの最大解像度が2560x1440pixelsなので一度試して見たかった。

そこで様々なメーカの液晶モニタを調べたところ、Dell U2711 Flat Panel Monitorが合致していた。

  • 解像度が2560×1440 pixelsと一般的な液晶の1920×1080 pixelsより一回り高い。
  • インターフェースにDisplayport x1、DVI-D x2、VGA D-sub x1、Compositeなど多彩。特にDisplayportは今後GPUボードを買い換えたときに有効になるだろう。
  • 液晶がIPS液晶で見る角度による色の変化が少ない。多少はあるが。
  • 液晶表面の映り込みがないノングレア加工で環境に左右されずにモニタを見ることができる。

購入は8月に価格が下がった段階で5%クーポンを利用した。49,800円前後の出費で済んだのはお買い得であった。

さて注文が8月3日、到着予定は8月12日だったが何故か本日8月5日に届くという嬉しい誤算があった。配送会社のページではまだ東京の倉庫にあると表示されていたのだが…。

今まで利用していた液晶モニタは妻に進呈。さっそくUbuntu Linux 10.04 マシンに接続する。

最終的には何も設定等を書き換えずにxserverで最大解像度2560×1440が利用できたのだが、つまずいた点をいくつか列挙する。

  • Ubuntu Linux 10.04 Lucid Lynxを使用。Linuxカーネルは2.6.32-24-preempt、カーネルモードセットは有効、xorg-edgers Radeonドライバを使用。
  • ASUS M2A-VMのDVI-D接続ではPOST画面・BIOS画面が出力されない(BIOS version 5001)ので、まずはVGA端子とDVI端子の両方をM2A-VMと接続する。
  • Ubuntu Linux起動後、XサーバはVGA接続認識で最大解像度が1600×1200になった。
  • GNOMEメニューの「システム」→「設定」→「モニタ」を選んで、「すべてのモニタで同じ画像」チェックボックスを外す。これが重要。二つの端子につないでいるので、デュアルディスプレイとして認識する。
  • 次に「モニタの検出」ボタンを押して新しいモニタが検出されたら、新しいDVI接続のモニタの最大解像度が2560×1440となるので変更し、「有効」ラジオボタンをクリック、もう一方のVGA接続のモニタは「無効」ラジオボタンをクリックする。そして「適用」ボタンを押す。
  • 「適用」ボタンを押した後、U2711のメニューから「Input Sources」→「DVI-D1」でDVI接続表示に切り替え、正常に表示されたらそのまますぐにUbuntu Linuxを一度電源を落とし、VGA接続をM2A-VMから外しDVI接続のみにする。
  • その後、再起動するとBIOS画面は表示されないが起動していることがBEEP音でわかる。しばらくするとカーネルモードセットにより起動端末画面、Ubuntuロゴ画面が最大解像度で表示される。
  • 最後にGDMが表示され、ログインすると正常にデスクトップが表示された。
  • Compiz-fusionは設定を有効にしても、実際には無効になるので注意。

使ってみた印象は、「とにかくでかい・眩しい・デスクトップが広い・熱いw」

  • 眩しい件はBrightnessを下げて対応。数値は0〜10ぐらい。
  • デスクトップが広い件はマウスカーソルの速度と加速度をあげて対応。
  • Dell U2711付属のUSBハブに差し込んだUSBメモリ・メモリカードリーダに差し込んだSDカード共にUbuntu Linuxで正常にデバイス認識した。
  • gnome-panelがどうやら横幅最大1920pixelsまでしか認識できないようで、パネルの右側が途中で切れて表示されずパネル上のアイコンが表示されないなど横2560pixelsでの表示がうまくいかない。対応方法として、ログイン後gnome-panelの上で右クリックし「プロパティ」から表示位置を適当に移動させると正常に描画される。
  • 他のブログで指摘されている液晶表面の油膜感・ギラ粒感は、30cm以内に画面を近づけると分かるが気になることは一切無い。灰色の部分で感じる程度。

なお、Dellから2010年9月には30インチ2560×1600 pixelsのU3011が登場するという噂もある。ただし私のPCデスクには載る大きさではないのでDell U3011の検討は見送った。

セットアップ後は、GIMPカラーマネジメントAdobeRGBとU2711のICCプロファイルを設定した。

多分M2A-VMでDVIの最大解像度+Ubunt Linuxのレポートはネットでも初めてかも。

追記 2010年8月8日 Dell U2711の工場設定モード(ファクトリーモード)の表示方法

  • 電源を切った状態で 2番目と4番目のボタンに触れたまま電源ボタンを押す。
  • するとボタンのランプがすべて光った状態でPCの画面が表示される。
  • 一番上のボタンに触れると工場設定モードが表示される。だが普段は使わないので下手にいじらないこと。
  • また電源を切った状態で2番目と3番目のボタンに触れたまま電源を入れるとバックライトの点灯時間と電源投入回数が表示される。

OpenSolarisのクローズボックス部分をオープンソースに置き換えるプロジェクト「Illumos」が始まる

sourceforge.jp OpenSolarisから派生した「Illumos」プロジェクト始動、OpenSolarisのさらなるオープン化を目指す より。

Illumos」について

  • もともとOpenSolarisのカーネルとユーザランドにGNUツールを組み合わせてネットワークストレージOSを開発した「Nexenta Systems」が始めた。
  • Nexenta OSの特徴はZFSGNUツールの組み合わせによる強固なストレージサーバを可能とする。
  • OpenSolarisはlibc_i18n、NFSロックマネージャ、Crypto Frameworkの一部がクローズドであり、Illumosではこれらをオープンにしていく。
  • クローズドだったlibcや一部のドライバの置 き換え作業中。
  • NFS/CIFSロックマネージャ、kcfモジュール、依存関係解決に取り組み予定。
  • 対応予定アーキテクチャ : x86、amd64、VMware、VirtualBox、SPARC
  • 順次対応予定アーキテクチャ : PowerPC、ARM

OracleがSunを買収した際に、OracleとOpenSolarisコミュニティとの間で行き違いのいざこざが起きており、その後Oracle側から継続を約束するとのメッセージを伝えたという出来事があった。

なかなかおもしろそうなプロジェクトである。

AMDの「Ontario」大量生産が今四半期に開始される?

xbit AMD’s Ontario Mass Production Set to Begin This Quarter – Rumours. Manufacturing of AMD Ontario Chip May Play Significant Role in TSMC’s Sales より。

うわさ AMDの「Ontario」大量生産が今四半期に開始される

AMD Ontarioチップ製造はTSMCの売上に大きな役割を演じるであろう。

AMDによる「Ontario」APU(Accelerated Proccessing Unit)はTSMC(Taiwan Semiconductor Manufaacturing Company)により今四半期の出来るだけ早いうちに始まるであろう。

「Commercial Times」新聞の記事によると、2010年の後半にTSMCのビジネスの結果に大きな役割を演じるよう計画された低消費電力のノートPCやネットブック向けに設計されたコードネーム「Ontario」プロセッサの生産から売上を挙げるだろう。

AMDの幹部からのコメントを元に、新聞記事は世界で2番目に巨大なCPU製造会社は「Ontario」APUを2010年の第4四半期につくり始めるだろうと予測した。

チップ設計側はコードネーム「Ontario」APUを元にした実際のシステムを来年のできるだけ早い段階で可能にすることを期待している。

残念なことに、それらのデバイスは革新的で技術的な傑作にならないであろうが、むしろ平凡で低価格なネットブックにDirectX11グラフィクスをサポートするのと同様に、改善されたパフォーマンスのマイクロプロセッサをもたらすであろう。今現在そのような特徴を備えたネットブックは存在しないが、小さなスクリーンのネットブックに先進的なグラフィックスを要求されるかどうかははっきりしない。

AMDのコードネーム「Ontario」は「Bobcat」マイクロアーキテクチャをベースにした二つのx86コアとDirectX11クラスの統合グラフィクスコア、DDR3メモリコントローラのシステムを一つのシリコン(SoC – System on chip)に搭載していることを特徴としている。以前の報告によると、「Bobcat」マイクロアーキテクチャはx86-64(AMD64 64ビットサポート)、仮想化技術、SSE、SSE2、SSE3テクノロジーをアウトオブオーダー実行機能によるシングルスレッド動作を特徴とし、それらはデュアルコアチップで、今日のメインストリームの性能の90%を半分以下のダイ面積で可能にする。AMDは「Bobcat」ベースの製品は1W以下で動作する能力を有していると主張する。そのSoCはTSMCの40nm製造プロセスを使って造られるだろう。AMDの「Ontario」は低消費電力デバイスのためのプラットフォーム「Brazos」のキーの一つである。

なおAMDは新聞記事に関してコメントしなかった。

噂ではTSMCの40nmプロセスの生産ラインはnVidiaとラインを取り合ってる状況のようだが、新しいTSMCの工場「fab15」は2年後の2012年に完成予定。AMDは毎度供給力に問題を抱えているのでどうなるか。

Ubuntu Linux 10.04 Lucid LynxとAsus M2A-VMでlm-sensorsを利用する。

以前Ubuntu Linux 9.10でAsus M2A-VM (AMD 690G + SB600) を利用した際に、CPUやマザーボードの温度・ファン速度・電圧などを表示するlm-sensorsがバグのため動作しなかった。

理由はACPIのI/Oマップがセンサー読み取りI/Oマップと衝突してしまうという問題だが、回避策としてカーネルパラメータに、

acpi_enforce_resources=lax

という文字列をgrub経由でカーネルに渡してやる必要があった。ただしデスクトップ利用の場合はファイルコピー等I/O処理に負荷をかけるとマウスやキーボード、画面表示のレスポンスがかくついて悪くなる副作用が出た。

Ubuntu Linux 10.04 Lucid Lynxではカーネルバージョンとlm-sensorsのバージョンも上がりバグは修正されているとのことなので早速試した。

カーネルは2.6.32-23-preenmpt、lm-sensorsは3.1.2 (2010-02-02)を使用した。

ここからは非常に長いので飛ばして最後のみ読んでもらっても良い。

(さらに…)