Ubuntu Linux 10.10 Maverick Meerkatベータ版のレビュー

journal.mycom.co.jp 【レビュー】 Maverick Meerkatはどこまで型破りか!? Ubuntu 10.10をベータ版で試す 2010/09/13 佐々木宣文 より。

主な変更点は下記の通り。

  • インストーラのUIが変更。テーマは引き続きUbuntu Linux 10.04のLightが使用されているが修正される可能性あり。
  • Linuxカーネルバージョンは2.6.35。
  • GNOME 2.31
  • Btrfsのサポート(標準はext4)
  • Ubuntuソフトウェアセンターの改善
  • 標準の写真管理ツールをShotwellに
  • Evolution 2.30.2の採用
  • マイクロブログクライアントGwibberの改善
  • サウンドインジゲータにRhythmboxのコントロール機能を拡張
  • Ubuntu Oneの使いやすさを向上

個人的にはBtrFSが利用できるようになることでバグの洗い出しが一気に進むのではと期待している。XFSはstack overflow問題が解決できそうにないし、ext4は当分16TiB以上のストレージは作れそうにないし、Redhat GFS・GFS2は大げさだしね。BtrFSのLVMのような動的容量変更がファイルシステムレベルで可能な点、16TiB以上のストレージを扱える点が気に入っている。SSD対応やRAID機能はあまり重視していない。

日本語対応が強化されたUSB起動・CD起動が可能なハードディスクのパーティション管理ツール「Parted Magic 5.2」

Linuxを利用したGUIで操作可能なハードディスクパーティション管理ツール「GParted」が使えるフリーソフトウエアが日本語対応となってバージョンアップした。バージョンアップ内容は下記の通り。

  • Parted 0.6.2に対応し、MiB単位でパーティション境界を揃えることが可能。WesternDigital製AFT採用ハードディスクで利用可能。
  • ブートメニューで日本語が選択可能。
  • SCIMを利用して日本語入力に対応。
  • 論理パーティションの移動に対応。
  • MBR書き換え問題を修正。

対応可能なファイルシステムは下記の通り。

  • ext2 ext3 ext4 linuxswapパーティション
  • ntfs fat16 fat32 (Windows向け)
  • hfs hfs+
  • jfs
  • reiserfs reiser4
  • xfs

動作には256MB(ライブモードでは128MB)のRAMが必要。古いPCで利用する際には注意。

Parted Magic 公式ページ http://partedmagic.com/

Parted Magic ダウンロードページ http://sourceforge.jp/projects/sfnet_partedmagic/releases/

Linuxカーネル2.6.35がリリースされる。ネットワーク負荷軽減機構やH.264ハードウェアデコードサポート

sourceforge.jp Linuxカーネル2.6.35リリース、ネットワーク負荷軽減機構やH.264ハードウェアデコードなどをサポート

linuxfoundation.jp Linux Weather Forecast より。

新しいLinux カーネル 2.6.35の新機能は主に下記の通り。

  • マルチCPU環境でネットワークスループットを向上させる「Receive Packet Steering(RPS)」および「Receive Flow Steering(RFS)」サポート。なお性能がアップするのは8コア以上からなので個人向けへの影響は今後だろう。
    http://lwn.net/Articles/328339/によると下記のとおり性能がアップ。

    • tg3 on 8 core Intel
      Without RPS: 90K tps at 34% CPU
      With RPS: 285K tps at 70% CPU
    • e1000 on 8 core Intel
      Without RPS: 90K tps at 34% CPU
      With RPS: 292K tps at 66% CPU
    • foredeth on 16 core AMD
      Without RPS: 117K tps at 10% CPU
      With RPS: 327K tps at 29% CPU
    • bnx2x on 16 core AMD
      Single queue without RPS: 139K tps at 17% CPU
      Single queue with RPS: 352K tps at 30% CPU
      Multi queue (1 queues per CPU) 204K tps at 12% CPU
      _
  • SGI開発のカーネルデバッグツール「KDB」の追加
  • メモリの断片化を軽減する「Memory compaction」の追加。使用中のメモリページを連続した大きなページに移動することでメモリ使用効率の改善を図るというもの。近年の大容量メモリ搭載システム向け。
  • カーネルモードセットドライバの改善。IntelのG45チップセットなどが備えるH.264およびVC-1デコード機能、Radeonドライバの各種改良など。
  • Btrfsでファイルシステムのキャッシュを通さずに直接I/Oを行う「Direct I/O」をサポート
  • xfsでI/Oが大量に発生した際の遅延ロギングのサポート
  • perfコマンドの改良
  • multiple multicast route tablesのサポート
  • L2TP Version 3(RFC 3931)のサポート
  • ST-Ericssonのモデムで利用されているCommunication CPU to Application CPU Interface(CAIF)プロトコルのサポート
  • ACPI Platform Error Interfaceのサポート(先日のUbuntu Linux 10.10 Maverick Meeakatのニュース参照)
  • Linux Software RAIDのRAID0⇔RAID10,RAID4,RAID5の引継ぎが可能になった。ただしRAID6については記述なし。
  • AMDの新CPU PhenomII X6 1090Tなどで採用された動作コアを減らす代わりに動作クロックを上げる「Turbo CORE」対応のCPUでpowernow-k8の「Turbo Boost」制御が可能となる。

2010年8月2日現在Ubuntu Linux kernel-ppa mainlineには2010年7月31日ビルドバージョンがある。

Linux kernel Changelog 2.6.35の解説は下記のページを参照。

http://kernelnewbies.org/Linux_2_6_35

USB起動・CD起動が可能なハードディスクのパーティション管理ツール「Parted Magic 5.0」リリース

sourceforge.jp パーティション管理ツール「Parted Magic 5.0」リリース より。

Linux カーネル2.6.34.1を利用したGUIで操作可能なハードディスクパーティション管理ツール「GParted」が使えるフリーソフトウエア。

USBメモリやCDドライブから起動可能なので新規のハードディスク購入時の初期不良の洗い出しやハードディスクのまるごとコピー、WD20EARSなどのAFT採用ハードディスクをWinXPで利用する際のパーティション設定に良さそう。

対応可能なファイルシステムは下記の通り。

  • ext2 ext3 ext4 linuxswapパーティション
  • ntfs fat16 fat32 (Windows向け)
  • hfs hfs+
  • jfs
  • reiserfs reiser4
  • xfs (REGZAレコーダーで採用?)

なお動作には256MB(ライブモードでは128MB)のRAMが必要とのこと。古いPCで利用する際には注意を。

Parted Magic 公式ページ
http://partedmagic.com/

Parted Magic ダウンロードページ
http://sourceforge.jp/projects/sfnet_partedmagic/releases/