nVidia Geforce GTS450が性能・消費電力・価格共に旧世代Geforceに及ばない

各レビューサイトにnVidia Geforce GTS450について掲載された。私自身は興味はないのだが、レビュー記事が面白かったのでリンクする。l

4gamer.net Fermi世代初のG92後継は,1万円台の市場に嵐を呼ぶか GeForce GTS 450 (MSI N450GTS Cyclone 1GD5/OC) より。

名言がいろいろあってわかり易いレビューである。

  • AMDが「ATI Radeon HD 5700」シリーズの後継製品を,そう遠くない将来に投入するという噂も聞こえてきているだけに,「それを待って,“後出しじゃんけんの法則”で勝てるス ペックに設定し,投入してくるのでは」などという穿った見方もできるが,ともあれ,このあたりの動向には注意を払っておくべきだろう。

メモリパターンに空きがあり、現在の128bit版から192bit版を販売する可能性を示唆しているが、明確に後出しじゃんけんと記述されている。

  • GTS 450を始めとするGeForce製品のテストに用いたグラフィックスドライバは,NVIDIAから全世界のレビュワーに配布された「GeForce Driver 260.52」

とりあえずレビュワー向けのチートドライバですか?

  • 失ったものが大きすぎた?HD 5750と互角の攻防を演じるGTS 450

販売が1年近く遅れて互角の性能とは…。さらにDirectX9等旧世代採用のゲームではGTS250にもベンチマークで負けてしまう。

  • DX9性能が弱点で,GTS 250からの乗り換えは「ない」 買いかどうかは店頭価格次第か
  • 以上,リファレンスクロックで動作する場合のGTS 450が持つポテンシャルを探ってきたが,正直に述べて,GTS 250からGTS 450に乗り換えるメリットはほとんどない。現在大いに注目されている「FINAL FANTASY XIV」を例に挙げるまでもなく,PCゲームの主流はDirectX 9世代だが,DirectX 9世代のゲームを前にしたとき,GTS 250と同等以下のパフォーマンスしか発揮できない可能性があるというのは,やはり痛いところだ。消費電力がHD 5770&5750より高いのも,このクラスでは看過できないところである。

ちなみにDirectX11ならRadeon HD5750を買うほうが良いと書かれてしまった。

pc watch ■多和田新也のニューアイテム診断室■ GF106コア採用のミドルレンジGPU「GeForce GTS 450」 より。

  • ざっくりいうとRadeon HD 5750よりは性能が良い傾向にあるが、Radeon HD 5770を上回るほどではない、といったところだろう。もちろん個別のタイトルではRadeon HD 5770に肉薄および上回れる部分はあるが、全体的にはやや勝ちきれない印象のほうが強い。

ここだけ注目。「Radeon HD 5750よりは性能が良い傾向にあるが、Radeon HD 5770を上回るほどではない」何がなんやら、日本語として破綻寸前の表現にレビュワーも擁護が難しいようだ。

GTS450は価格帯が1万2,000円〜1万6,000円程度になるようだが、それだったら絶賛処分価格のGTX285を買うな。

更新 2010年9月13日

4gamer.net 【リリース】ドスパラ,Low Profile版などPalit製GTS 450カード4製品を発売 より。

さらっと見逃していたが、ロープロファイルで2スロット占有のGTS450ボードだと!?そんなボードが動作するPCなんてどれだけあるんだよ???消費電力と排熱が追いつかないだろww

nVidiaがGeforce GTX460の価格を下げる – 思ったより売れず他にAMDに対抗できる手段がない?

vr-zone.com NVIDIA GeForce GTX 460 Prices Cut Published on Sunday, September 5 2010 7:24 pm by Sub より。

nVidiaがGeforce GTX460の価格を下げる

nVidiaはGF104シリーズとして、Geforce GTX460はより利益率の高い製品の市場シェアを取り戻す為に大々的にリリースされた。GTX460のアグレッシブな価格設定は高性能を求める消費者の眉毛を釣り上げさせ、価格をその対価として受け取った。不幸なことに、Geforce GTX460は供給を上回るような予測よりも売れていない。その結果として既にGTX460はバーゲン特価になり、全体として価格が下げられた。GTX460 768MBの以前の価格は200ドルであったが、現在は180ドル以下となり、GTX460 1GBはまた220ドルに落ちた。

もちろんこの価格下落は驚くことではなく、既にGTX470とGTX480の価格カットの噂と予測があった。リファレンス仕様のGeforce GTX460 768MBはネットショップNeweggでAIC製のボードが現在179ドルから189ドルの間を推移し、199ドルから下がっている。Best DealではEVGA GTX768MB Superclockedは、13%の高クロックスピードによる性能改善を特徴としている。信じられないことに、Neweggでは189ドルで購入可能で、メールリベート(※アメリカの小売店で一般的な値引き方法。購入後メキシコなどにあるリベート送金会社に手紙を送るとその金額だけ数カ月後に返送して貰える)ではなんと179ドルで購入可能である。

1GBバージョンもほんのわずかではあるが同じように影響を受けている。リファレンス仕様のGeforce GTX460 1GBは229ドルでリリースされたが、現在ではZotac、Sparkle、PalitなどのようにAIC製のボードが219ドルに下がっている。オーバークロックエディションはまた平均10ドルほど価格が下がっている。

nVidiaのGeforce GTX470およびGTX480は引き続き300ドルと450ドルで推移している。GTX465は既に姿を消し始めており、例外として200ドル以下でバーゲン価格で販売されているが、GTX460以上のボードを購入する良い買い物とは言えない。不幸にもAMD側では価格が動いておらず、一番安いHISやGigabyte製のATI Radeon HD5830では190ドル、AIC製は199ドルの価格を維持している。HISはまた最も安いRadeon HD5830ボードを270ドルとして販売している。

いろいろな意味で、nVidiaのとんでもないアグレッシブな価格設定はGTX200シリーズを思い起こさせる。400ドルでリリースされたGTX260はATI Radeon HD4870の影響で1週間後にすぐに300ドル以下となった。55nmプロセスにシュリンクされ、216SPのGTX260+は500mm^2もの巨大なダイサイズにもかかわらず、2009年中頃には160ドル以下になった。その競争相手であるRadeon HD4870はたったの256mm^2のダイサイズであった。

Geforce GTX460は既に価格として優れた価値を有しており、その価格はよりバーゲンとして下げられるだろう。179ドルでGTX460はより遅いRadeon HD5770に危険なまでに価格が近づく。それはより遅くより高価なRadeon HD5830を購入する理由を少しだけ上げる。

AMD Radeon HD6000シリーズがリリース寸前に来て、我々はnVidiaがAMDと同じステージで価格競争するだけの余裕があるとは思えない。AMDは既にHD5000シリーズで確固たる性能向上とダイサイズのアドバンテージを有し更に向上するだけだろう。nVidiaにとっては価格を下落させることが唯一の対抗手段である。消費者のためにも短期間で良いニュースが聴ければよいが、私たちが求めている最新のニュースは一つの会社がGPU市場を占有しているということである。

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ここ2年ほどAMDがnVidiaとの性能・価格競争で連続勝利中だな。おかげでHD5000シリーズは一向に値段が下がらない…。

nVidiaがGeforce GTX460の価格を下げる