nVidiaがGeforce GTX460の価格を下げる – 思ったより売れず他にAMDに対抗できる手段がない?

vr-zone.com NVIDIA GeForce GTX 460 Prices Cut Published on Sunday, September 5 2010 7:24 pm by Sub より。

nVidiaがGeforce GTX460の価格を下げる

nVidiaはGF104シリーズとして、Geforce GTX460はより利益率の高い製品の市場シェアを取り戻す為に大々的にリリースされた。GTX460のアグレッシブな価格設定は高性能を求める消費者の眉毛を釣り上げさせ、価格をその対価として受け取った。不幸なことに、Geforce GTX460は供給を上回るような予測よりも売れていない。その結果として既にGTX460はバーゲン特価になり、全体として価格が下げられた。GTX460 768MBの以前の価格は200ドルであったが、現在は180ドル以下となり、GTX460 1GBはまた220ドルに落ちた。

もちろんこの価格下落は驚くことではなく、既にGTX470とGTX480の価格カットの噂と予測があった。リファレンス仕様のGeforce GTX460 768MBはネットショップNeweggでAIC製のボードが現在179ドルから189ドルの間を推移し、199ドルから下がっている。Best DealではEVGA GTX768MB Superclockedは、13%の高クロックスピードによる性能改善を特徴としている。信じられないことに、Neweggでは189ドルで購入可能で、メールリベート(※アメリカの小売店で一般的な値引き方法。購入後メキシコなどにあるリベート送金会社に手紙を送るとその金額だけ数カ月後に返送して貰える)ではなんと179ドルで購入可能である。

1GBバージョンもほんのわずかではあるが同じように影響を受けている。リファレンス仕様のGeforce GTX460 1GBは229ドルでリリースされたが、現在ではZotac、Sparkle、PalitなどのようにAIC製のボードが219ドルに下がっている。オーバークロックエディションはまた平均10ドルほど価格が下がっている。

nVidiaのGeforce GTX470およびGTX480は引き続き300ドルと450ドルで推移している。GTX465は既に姿を消し始めており、例外として200ドル以下でバーゲン価格で販売されているが、GTX460以上のボードを購入する良い買い物とは言えない。不幸にもAMD側では価格が動いておらず、一番安いHISやGigabyte製のATI Radeon HD5830では190ドル、AIC製は199ドルの価格を維持している。HISはまた最も安いRadeon HD5830ボードを270ドルとして販売している。

いろいろな意味で、nVidiaのとんでもないアグレッシブな価格設定はGTX200シリーズを思い起こさせる。400ドルでリリースされたGTX260はATI Radeon HD4870の影響で1週間後にすぐに300ドル以下となった。55nmプロセスにシュリンクされ、216SPのGTX260+は500mm^2もの巨大なダイサイズにもかかわらず、2009年中頃には160ドル以下になった。その競争相手であるRadeon HD4870はたったの256mm^2のダイサイズであった。

Geforce GTX460は既に価格として優れた価値を有しており、その価格はよりバーゲンとして下げられるだろう。179ドルでGTX460はより遅いRadeon HD5770に危険なまでに価格が近づく。それはより遅くより高価なRadeon HD5830を購入する理由を少しだけ上げる。

AMD Radeon HD6000シリーズがリリース寸前に来て、我々はnVidiaがAMDと同じステージで価格競争するだけの余裕があるとは思えない。AMDは既にHD5000シリーズで確固たる性能向上とダイサイズのアドバンテージを有し更に向上するだけだろう。nVidiaにとっては価格を下落させることが唯一の対抗手段である。消費者のためにも短期間で良いニュースが聴ければよいが、私たちが求めている最新のニュースは一つの会社がGPU市場を占有しているということである。

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ここ2年ほどAMDがnVidiaとの性能・価格競争で連続勝利中だな。おかげでHD5000シリーズは一向に値段が下がらない…。

nVidiaがGeforce GTX460の価格を下げる

DirectX 11世代のSLI vs CrossFireX対決 ゲームベンチマーク&消費電力&ノイズレビュー

techreport.com SLI vs. CrossFireX: The DX11 generation We test nearly everything by Scott Wasson — 9:24 PM on August 11, 2010 より。

概要として下記の通り。

  • AMD/ATIとnVidia双方でDirectX11世代へのラインナップが揃いつつある。
  • 各社の中価格帯〜高価格帯のGPUについて検証する。
  • 複数のGPUを同時に動作させてゲームグラフィクスのフレームレートを増加させる技術であるSLIとCrossFireXのゲームベンチマークを行う。
  • ゲームはAliens vs. Predator、Just Cause 2、DiRT 2: DX9・DX11、Battlefield: Bad Company 2、Metro 2033、 Borderlands。
  • 各種解像度と共に、消費電力量とノイズレベルも測定する。
  • 単体GPUに比べて、SLIやCrossFireXは1.7倍〜1.8倍程度フレームレートが上昇する。
  • nVidia製品のアイドル時及びSLI時の消費電力はAMD製品に比べて多い。
  • 特にAMD Radeon HD5000シリーズのアイドル時は単体GPU・CrossFireX時共に優秀。
  • ノイズレベルは圧倒的にnVidia製品が大きい。

ゲームベンチマークに関してはそれぞれ記事を見てもらうとして、Geforce GTX480 SLIの消費電力がゲーム中で678Wと家庭用エアコンの消費電力を上回っているw。さらにシステムノイズがゲーム中で60.4dbと市街地のショッピングモール並みの騒音だよ、おい。

うわさ nVIdiaがGeforce GTX480をGF104ベースのチップへ置き換えようとしている…?

vr-zone [Rumour] NVIDIA to replace GTX 470 with fully enabled GF104 より。

  • 今のGTX460は1Cluster(48SP)を無効化している。
  • GTX470はより上のパフォーマンスを期待していたが、期待通りでなかった。
  • GTX465が既にGTX460に置き換えられている。
  • GTX480は「GTX475」とデュアルGTX460チップ製品が出るまでの繋ぎだけ。
  • GF100の酷さはnVidia自身が経験したw
  • AMD/ATIのチップ戦略を真似てGF104ベースの製品をだそうとしている。
  • けどその頃にはAMD/ATIの「Southern Islands」(HD6000)が登場するよ。

という内容。

FudzillaというnVidia関連では一番間違いが多い(nVidia広報と仲が良い)ニュースソースだが、ビッグダイ(巨艦大砲主義)戦略はさすがにnVidia CEOの号令でも続けられなくなったようだ。

FinalFantasyXIVβアップデートによりRadeon HD5770とGeforce GTX460がほぼ同じ性能となる

http://www.nicovideo.jp/watch/sm11513651 より(要ユーザ登録)。

FinalFantasy XIVβアップデート後に、AMD Radeon HD5700でも正常に動作するようになったが、Geforce GTX460との動画によるゲーム画面の動作比較が掲載された。

HD5770とGTX460によるゲーム画面のFPSは安定しており、正常にプレイできるようだ。両GPUはほぼ同じ性能だが、1GB版で比較すると

  • 消費電力:HD5770 アイドル時18W/負荷時108W GTX460 アイドル時60W/負荷時160W
  • 価格: HD5770 14,000円前後 GTX460 23,000円前後

という結果。HD5770は2009年10月発売でGTX460は2010年6月と8ヶ月遅れ。発熱量とファンの音量はGTX460では比較にすらならない(リンク先ではGTX460時に無線LANがしばしば途切れるが、排熱により無線LANデバイスが熱暴走している?)。

FF XIVを始める際にGPUの買い替えを考えている場合は、PCの電源ユニットと排熱による他のパーツへの影響を考慮ししつつ決めると良いだろう。

その他のGPUによるFinalFantasy XIVベンチマーク比較はMSIの製品別ベンチマーク比較ページが一覧でわかりやすい。

追加 2010年8月7日

4gamerに最新版のドライバを使って22種類のGPUボードのベンチマークが掲載された。Geforce勢は軒並みRadeon勢にスコアで負けこんでいる。デバイスドライバの全面サポートを明言したスポンサーのnVidiaボードがAMD GPUボードに完敗である。これはGPUチップそのものの性能差と考えて良い。

追加 2010年月16日

coneco.net 3分でわかる FFXIVベンチマークまとめ より。

非常にわかり易いグラフでnVidiaとAMDの現行GPUボードの性能比較を行っている。ちなみにHigh Lowモード共にRadeonを推奨している。MMORPGのような長時間プレイするタイプのゲームでは性能以上に消費電力量や発熱量、あと騒音wが重要なファクターになる。ここでも40nmプロセス改善がうまくいったAMDのGPUボードに有利な状況。

nVidia Fermi GF104とGF106ベースのGTS455、GTS450、GTF445が登場かも?

2ちゃんねる自作版Geforce葬儀場スレ⑧④より。

http://www.hardware-infos.com/news.php?news=3630 (ドイツ語)

GF106アーキテクチャのGTS450は240SP 128bit、更にスペックを抑えたGTS445が噂に登ってきた。

GF104アーキテクチャを更にスペックダウンされたGTS455も登場するかも。

  • GTX480 GF100 : GF100ベース 本来目標としたスペックにプロセス問題で届かず、8SMのうち1SMを不活性にして販売
  • GTX470 GF100 : GF100ベース 1SM 32SP削減の活入れ不良品
  • GTX465 GF100 : GF100ベース 3SM 128 SP削減の廃品の再生品
  • GTX460 GF104 : GF104ベース 1GB版の性能を宣伝して768MB版を販売する誤解上等マーケティング中。
  • GTS455 GF104 : GF104ベース SP削減?
  • GTS450 GF106 : GF106ベース 240SP メモリ帯域は128bit
  • GTS445 GF106 : GF106ベース ローエンド向け

SemiAccurate nVidia GTX460のダイサイズとFermiアーキテクチャの失敗 の記事の予想と実際にどうなるか。

nVidia Geforce GTX460の性能が良いことについて(ただしGTX465比較) 修正

PC Watch 後藤弘茂のWeekly海外ニュース GF100を大幅拡張したGeForce GTX 460アーキテクチャ

4gamer GeForce GTX 460リファレンスカード MSI N460GTX Cyclone 768D5/OC EVGA 768-P3-1360-KR

AKIBA PC HOTLINE! 2010年7月17日号 Geforce GTX4シリーズの中堅モデル「460」が発売、2万円 より。

ライバルに遅れること10ヶ月、DirectX11対応GPUミドルレンジ向けnVidia Geforce GTX460(GF104アーキテクチャ)はFermi(GF100アーキテクチャ)を改良しグラフィクス部分とCUDA部分に手を加えてコンシューマ向けには不要なECC(エラー訂正符号)機能を外した物となっている。DirectX11チップとしてなかなか性能が良いようだ(ただしnVidia製品比較)。価格も20,000円前後とお値打ち感がある。

AMD ATI Radeon HD5850とHD5830に対抗できると思う。ただし消費電力はRadeon比では高めな点とEyefinityなどの機能面ではRadeon HD5850やHD5830が良い。また冷却ファンの音量はRadeon比で大きめとのこと。

その一方でGeforce GTX465はGTX480やGTX470の選別落ちの中からさらに動かないSPを動作しない様にした不良チップの再生品なので大消費電力・低性能と購入する理由は無いと断言して良い。

またGTX460も1GB版と768MB版が同じ型番なのは混乱の元。性能が良いのは1GB版のほうなので注意しないといけない。DirectX9対応ゲームに関してはFermiアーキテクチャらしくGT200アーキテクチャに比べて苦手の模様。

GPGPUに関して言えばGTX460は倍精度演算が単精度に対してピーク性能が8%の速度で事実上のGPGPU路線転換と見て良い。

4gamerの記事まとめが秀逸。「GTX465とはいったいなんだったのか」w

GTX460はGTX465キラーとまとめているが自身の会社製品を狙い撃ちしてどうするw

ライバル会社の製品を狙えよ。

関連記事として、GTX460をはじめとしたFermiアーキテクチャがもたらすnVidiaの経営面の問題を書いたSemiaccurateのCharlie氏の記事を翻訳したのでリンクしておく。