AMDのFusion APU「Zacate」は2種類で「Brazos」プラットフォームの詳細が明らかに

xbitlabs.com AMD to Offer Two Fusion Zacate Processors for Desktops. AMD Fusion E350 and E240 Getting Ready for the Launch [09/23/2010 12:20 PM] by Anton Shilov より。

AMDは2種類のデスクトップ向け「Zacate」を提供する。

AMD Fusion E350およびE240はローンチ準備中
by Anton Shilov
2010年9月23日

AMDは2010年末にコードネーム「Zacate」のデスクトップPC向けに2種類リリースする。それぞれはTDPは非常に近いが、「Bobcat」アーキテクチャによるx86コア数が異なる。

低消費電力デスクトップPC向けの通称ネットトップ向けには、AMDはデュアルコアZacate E350およびシングルコアZacate E240を提供し、それぞれ統合型DirectX11対応GPUコア、UVD3ビデオエンジン、シングルチャネルPC3-10600(DDR3 1333MHz)メモリコントローラを内蔵し、TDPは18WであるとAMDの計画に近いニュースソースは伝えている。そのチップはBGA FT1パッケージで、マザーボード直付である。

AMDのデスクトップPC向け「Brazos」プラットフォームは、AMD Fusion APU「Zacate」と「Hudson D1」Fusionコントローラハブから成り立ち、PCI Express 2.0 x4バスで接続されており、4つのPCI Expresss x1ポート、PCIバス、6個のSATA 3.0Gbpsポート、14個のUSB2.0ポート、統合型クロックジェネレータが接続されている。RAID、ギガビットイーサネットなどはサポートされないため、「Brazos」プラットフォームは追加チップなしで一般向けデスクトップPCとして販売することは難しいだろう。

AMDのCPUやGPUが既にモデルナンバーまで伝えられているにもかかわらずこれから登場する予定のOntarioベースのFusionAPUの公式なクロックスピードをアナウンスしていない点は注目に値する。そのような秘密主義はカリフォルニアのサニーベルをベースにした企業がZacateとOntarioプロセッサの新しいブランドネームの導入を計画していることの対するものであるというのが妥当だろう。

AMDはOntarioおよびZadateを2010年末に製品出荷を予定し、双方のプロセッサをサポートするBrazosプラットフォームは2011年初旬にローンチする計画である。またAMDパートナーは2011年初旬に新しい技術に対応した最初のデバイス投入を予定している。

AMDはこの件に関し何のコメントもしていない。

AMDがノートPC向けGPU統合型CPU Fusion APU「Ontario」のダイ写真を公開

xbitlabs.com AMD Shows Off Die Shot of “Ontario” Chip for Netbooks.AMD Discloses Details About Ontario, Zacate [09/08/2010 01:10 PM] by Anton Shilov より。

AMDがノートPC向けGPU統合型CPU Fusion APU「Ontario」のダイ写真を公開

AMDは「Ontario」と「Zacate」の詳細を公開する。

by Anton Shilov

2010年9月8日

AMDは2011年初頭に販売を行う予定の低消費電力デバイスAPUのダイ写真を公開した。見たところ、AMDの低消費電力APUには2種類あるようだ。ネットブックやウルトラモバイルデバイス向けの「Ontario」の他に、低コストノートPC向けに設計された「Zacate」である。

AMDの低消費電力APUである「Ontario」と「Zacate」は一般的に似たような設計や能力がある。両方の低消費電力APUのバージョンは二つの「Bobcat」x86コアとDirectX11、DirectCompute、OpenCLに完全対応したコードネーム「Cedar」と呼ばれるグラフィクス演算デバイスからなる。二つのAPUはまた1920×1080(1080p フルHD)の解像度を含むHD動画のハードウエア再生支援を持つ新しいUVDが含まれている。

「Ontario」と「Zacate」の二つのプロセッサの主な違いは消費電力量である。「Ontaril」はちょうど9Wの熱設計電力量(TDP)であり、ネットブック屋に多様な小型デバイス向けであり、「Zacate」は18WのTDPでネットブック市場で戦う予定である。これは「Ontario」はより低い動作クロックにより消費電力量を低減するよりアグレッシブな技術を取り入れている。また二つのチップは非常に小さなダイサイズである。

そのダイ画像は、チップの「ホットスポット」が激しく隠されており、その画像自身競合相手から守るため実際の部分を多く見ることはできない。だけれどもL2キャッシュセルがダイ画像の上部に位置するのが見え、画像中央の正規構造ははっきりと見えない。

AMDは「Ontario」と「Zacate」マイクロプロセッサを今年末には増産する予定であり、「Brazos」プラットフォームが二つのCPUをサポートするために来年早々までにローンチする予定である。またAMDパートナーたちは2011年早々の新しい技術が用いられた最初のデバイスの能力について紹介されているだろう。

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そろそろAMDのボトルネックであったノートPC分野に乗り込むための「Bobcat」APUの情報が多くなってきた。気になるのは「Brazos」プラットフォームのことだな。

AMDの「Ontario」大量生産が今四半期に開始される?

xbit AMD’s Ontario Mass Production Set to Begin This Quarter – Rumours. Manufacturing of AMD Ontario Chip May Play Significant Role in TSMC’s Sales より。

うわさ AMDの「Ontario」大量生産が今四半期に開始される

AMD Ontarioチップ製造はTSMCの売上に大きな役割を演じるであろう。

AMDによる「Ontario」APU(Accelerated Proccessing Unit)はTSMC(Taiwan Semiconductor Manufaacturing Company)により今四半期の出来るだけ早いうちに始まるであろう。

「Commercial Times」新聞の記事によると、2010年の後半にTSMCのビジネスの結果に大きな役割を演じるよう計画された低消費電力のノートPCやネットブック向けに設計されたコードネーム「Ontario」プロセッサの生産から売上を挙げるだろう。

AMDの幹部からのコメントを元に、新聞記事は世界で2番目に巨大なCPU製造会社は「Ontario」APUを2010年の第4四半期につくり始めるだろうと予測した。

チップ設計側はコードネーム「Ontario」APUを元にした実際のシステムを来年のできるだけ早い段階で可能にすることを期待している。

残念なことに、それらのデバイスは革新的で技術的な傑作にならないであろうが、むしろ平凡で低価格なネットブックにDirectX11グラフィクスをサポートするのと同様に、改善されたパフォーマンスのマイクロプロセッサをもたらすであろう。今現在そのような特徴を備えたネットブックは存在しないが、小さなスクリーンのネットブックに先進的なグラフィックスを要求されるかどうかははっきりしない。

AMDのコードネーム「Ontario」は「Bobcat」マイクロアーキテクチャをベースにした二つのx86コアとDirectX11クラスの統合グラフィクスコア、DDR3メモリコントローラのシステムを一つのシリコン(SoC – System on chip)に搭載していることを特徴としている。以前の報告によると、「Bobcat」マイクロアーキテクチャはx86-64(AMD64 64ビットサポート)、仮想化技術、SSE、SSE2、SSE3テクノロジーをアウトオブオーダー実行機能によるシングルスレッド動作を特徴とし、それらはデュアルコアチップで、今日のメインストリームの性能の90%を半分以下のダイ面積で可能にする。AMDは「Bobcat」ベースの製品は1W以下で動作する能力を有していると主張する。そのSoCはTSMCの40nm製造プロセスを使って造られるだろう。AMDの「Ontario」は低消費電力デバイスのためのプラットフォーム「Brazos」のキーの一つである。

なおAMDは新聞記事に関してコメントしなかった。

噂ではTSMCの40nmプロセスの生産ラインはnVidiaとラインを取り合ってる状況のようだが、新しいTSMCの工場「fab15」は2年後の2012年に完成予定。AMDは毎度供給力に問題を抱えているのでどうなるか。