Globalfoundriesが工場最初の28nm HKMG使用のARMチップをテープアウトした

xbitlabs.com  Globalfoundries Tapes Out Industry’s First 28nm Chip.Globalfoundries Tapes Out 28nm ARM Cortex A9 Qualification Vehicle [09/02/2010 12:01 PM] by Anton Shilov より。

概要として、

  • GTC2010で、Globalfoundries(以下GloFo)は28nm High-K Metal Gate(HKMG)技術を利用したARM Cortex A9デュアルプロセッサをベースにしたQualification Vehicleをテープアウトしたとアナウンスした。
  • Tecnology Qualification Vehicle(TQV)とは次世代デュアルコアARMプロセッサをベースとした顧客の設計した28nm HKMGプロセス製造に最適化されている。
  • GloFoの設計可用性シニアバイスプレジデントのMojy Chianは「これは小型携帯端末から高性能有線接続機器に渡る範囲の次世代製品において28nmプロセスの大量生産及び技術的リーダーシップを得る上で大変意義のあるマイルストーンである。」と語った。
  • TQVは2010年8月にドイツドレスデンのFab1にてテープアウトされ、それは去年のARMとの戦略的コラボレーションの一環である。
  • シリコンは2010年末には工場から出荷されると予想される。
  • TQVはARM Cortex A9のIPを最大限活用し最適化され、標準的な携帯電話向けライブラリ、L1及び別の場所に置かれた高密度メモリとの高速キャッシュメモリマクロをすべて含む。
  • それは何時でもSystem on Chip(SoC)のような製品のエミュレート可能で、最高動作周波数の分析や設計サイクル間の短時間のターンアラウンドを実現する。
  • A complete range of design for testability(DFT)はCortex A9とSillicon Spiceとのクリティカルパスな相互接続製やギガヘルツの速度でのメモリキャッシュのビットマッピングを可能にする。
  • TQVはGloFoの高性能有線機器向けの28nm High Performance(HP)技術をベースにしている。
  • このコラボレーションは高性能有線及び無線携帯端末機器向け及び消費電力量に敏感な携帯端末や一般向け機器のための超低消費電力技術(Super Low Power:SLP)の28nm High Performance Plus(HPP)技術を含んでいる。
  • 「この工場はこれらの改善されたプロセス技術を有し、設計と製造の間を密にするコラボレーションに必要な成長である。私たちのパートナーシップは顧客に迅速に28nm HKMG技術を利用した高性能、低消費電力のARMベース技術を使用することを可能にするだろう。」とARM社の製造IP部門のエグゼクティブバイスプレジデントのSimon Segarsは語った。

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まあAMDはARMと戦略的コラボレーションを結んでいる(というか顧客だw)から重要だね。

うわさ LG ElectronicsがnVidia Tegraを自社Optimusスマートフォンに採用する?

theinquirer.net LG opts for Nvidia’s Tegra in its Optimus smartphones Green Goblin breathes a sigh of relief By Lawrence Latif Fri Aug 20 2010, 16:45 より。

LG ElectronicsがnVidia Tegraを自社Optimusスマートフォンに採用する?

nVidiaは安堵のため息をつく

By Lawrence Latif

2010年8月20日

概要として、

  • nVidiaはLG ElectronicsがLGのOptimusスマートフォンに採用されたことを発表した。
  • このTegraチップは先ごろMicrosoft Kinでも採用されたがすぐに販売終了となった。
  • LGはSamsungのGalaxyやHTなどのAndroidスマートフォンに2010年末にも競争を仕掛けたい考えである。
  • スマートフォン市場はSamsungやTexas Instruments、Qualcommなどのチップ製造者に支配され、IntelやnVidiaはそのような儲かる市場にマルチコアチップで参入を図っている。
  • TegraはデュアルコアのARM A9ベースチップであり、それらのチップでは一番グラフィクス性能が良い。問題はQualcommが既にデュアルコアSnapdragonチップを2010年に提供予定とし、既に採用予定製品も多数あり、nVidiaはそのような問題に対抗できるか疑わしい。
  • nVidiaはTegraへ意識を向けさせどのようなデバイスにも使われるかどうか心配している。だけれどもいくつかの疑問として、Tegraは充分パワフルであり、Tegraがモバイルデバイスのコストを押し上げることに疑問に思い採用を渋る製造業者に採用させることである。
  • LGのあとにTegraが採用されることを信じているが、nVidiaはスマートフォンやタブレット型端末向けにARM A9チップを製造する他の業者が滑り落ちることを望むばかりである。

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さてnVidiaからTegra採用のニュースが飛び込んできたが、製品出荷まで至るかどうか…。

うわさ nVidiaがx86チップを発表する…?

semiaccurate.com Nvidia announces x86 chip We told you so… by Charlie Demerjian August 17, 2010 より。

概要として、

  • nVidiaがMorgan Stanley conferenceでx86チップをアナウンスしたそうだが情報のソースが見当たらない。
  • The Inquireからの情報だがよく判らない。
  • とにかく何も確実なことは判らない。

それでわかったことは、

semiaccurate.com Details emerge about Nvidia’s x86 CPU Details, lawyers, and execution by Charlie Demerjian August 17, 2010 より。

  • どうやら正体は「T50」こと「Tegra 5」らしい。
  • Tegra 5はARM A9CPUアーキテクチャだが、x86アーキテクチャを動作させる場合、技術的な点と法的な点で問題がある。
  • 技術的な問題点は、ARM A9は低消費電力のIntel ATOMクラスの演算能力だが、Transmetaのコードモーフィングを利用して期待される性能は得られるのか。
  • 法的な問題点としては、AMDやVIAはガチガチにx86アーキテクチャの基本的な特許を持っている。
  • さらに先日のIntelとFTCとの和解文章では、「x86アーキテクチャ互換マイクロプロセッサの製造に関する交渉をすることを認めているが、エミュレーションを含む非互換のマイクロプロセッサにx86アーキテクチャを動作させることを除いている」事が明記されており、実際には難しいのでは?

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斜め読み失礼。個人的にはnVidiaのx86互換チップは楽しみである。