うわさ AMDの次世代CPU「Bulldozer」向けチップセットAMD 900シリーズの仕様が登場 – IOMMUは標準機能

xbitlabs.com AMD to Introduce Bulldozer-Compatible Core-Logic Sets in Q2 2011.AMD 900-Series Chipsets to Support Bulldozer Processors, IOMMU Functionality [09/24/2010 03:28 PM] by Anton Shilov より。

AMDは「Bulldozer」互換コア チップセットを2011年第2四半期に登場させる

AMD 900シリーズチップセットはBulldozerプロセッサ及びIOMMU機能をサポート

Anton Shilov
2010年9月24日

AMDは「Bulldozer」マイクロアーキテクチャとI/Oメモリマネージメントユニット(IOMMU)を特徴とした登場予定のコードネーム「Zambezi」プロセッサ向けの新900シリーズチップセットを登場させる予定である。新たに誕生するチップセットはAMDの「Scorpius」ハイエンドユーザデスクトップPC向けの一部である。

AMD 800シリーズと900シリーズコアロジックチップの間の違いはいくつかの小さな違いがあるだけであり、新しい「Scorpius」プラットフォーム向けの主な二つの特徴は、新しい「Bulldozer」アーキテクチャのサポートとIOMMUサポートであり、新しく番号がふられたAMDのデスクトップPC向けプラットフォームは強豪相手のIntelとの違いを明確にするためであるとAMDの計画について近い人物は語っている。

伝統的なMMUのように、マイクロプロセッサの仮想アドレスと物理アドレスを変換するIOMMUは見かけ上のデバイスの仮想アドレスを物理アドレスに割り当てる。IOMMUはI/O仮想化技術を安全で拡張可能な高性能なソリューションとしてクライアントPCおよびサーバに提供する。IOMMUがサーバ及び仮想化環境プラットフォームに活用されるのは明確であり、デスクトップPC向けの主な活用方法はヘテロジニアスコンピューティングの性能改善と観るのが適切であろう。

この点は何の強固なガイダンスはないのだが、全てのマザーボードがAMD 900シリーズチップセットはAM3+ソケットを特徴としコードネーム「Zambezi」デスクトップ向けプロセッサが現在のAM3チップをサポートするだろうという点はかなりあり得る話である。そのメインボードはAM3+およびIOMMUを超えた意味のある改善をサポートするだろうし、実際新チップセットは新しいクロックスピードジェネレータ及び「Zambezi」チップはTurbo Core 2.0テクノロジをサポートするだろう。その技術はオーバークロッカー向けの新しいオプションをいくつか可能にするだろう。

それでもAMDは2011年第2四半期に900シリーズチップセットの出荷を開始する計画であり、32nmプロセスで製造される「Zambezi」デスクトップPC向けマイクロプロセッサが出荷可能になるまでは判らない。

AMD 900シリーズチップセットはわずかに異なる3種類のノースブリッジが存在する。

  • AMD 990FX 2つのPCIe 2.0 x16スロット(4つのPCIe 2.0 x8としても動作),6つのPCIe 2.0 x1スロット,一つのPCIe 2.0 x4スロットからなり、SB950 I/Oコントローラと対で使用する。
  • AMD 990X 一つのPCIe 2.0 x16スロット(2つのPCIe 2.0 x8としても動作),6つのPCIe 2.0 x1スロット
  • AMD 970 一つのPCIe 2.0 x16スロットからなり、SB950 I/Oコントローラと対で使用する。

AMD 900シリーズのサウスブリッジは下記の機能をサポートする。

  • AMD SB950 4つのPCIe 2.0 x1スロット, 14個のUSB 2.0コントローラ, PCIバス, 6個のRAID0/1/5/10をサポートしたSATA 6.0GBpsコネクタ
  • AMD SB920 2つのPCIe 2.0 x1スロット, 14個のUSB 2.0コントローラ, PCIバス, 6個のRAID0/1/10をサポートしたSATA 6.0GBpsコネクタ

なおAMDからはこのニュースについてコメントしていない。

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IOMMUの990Xに期待。890FXはオンボードグラフィクス機能が無いから家庭内サーバには消費電力的に避けたい。Intelと違いPCIバスをまだサポートしてるが、USB3.0のチップセット内蔵は見送られたようだな。

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うわさ AMDの8コア「Bulldozer」CPUの「Orochi」は16MBものL3キャッシュを搭載?

AMD’s Eight-Core Bulldozer Processors to Get Massive Cache – Documents.AMD Orochi to Get 77% Cache Boost Over Current Six-Core Chips [09/23/2010 04:41 PM]by Anton Shilov より。

AMDの8コア「Bullodzer」は巨大なキャッシュを搭載することに – 機密文書より

AMDの「Orochi」は現在の6コアCPUのキャッシュから77%も増加する

By Anton Shilov
2010年9月23日

AMDの「Bullodzer」マイクロアーキテクチャベースの8コアCPUが特徴の「Orochi」の設計は現世代CPUと比較して巨大な内蔵キャッシュステムを採用するだろう。トータルで、最上位シングルダイプロセッサは16MBのキャッシュを有する。

AMD「Orochi」チップ(一般的なサーバー及びクライアント向けに設計され、「Valencia」、「Zambezi」そしてその他の第1世代「Bulldozer」ファミリに属する)は8MBの内蔵L3キャッシュを有し、X-bit labsが読んだドキュメントより、8コア「Orochi」は4つのデュアルコア「Bulldozer」モジュールを特徴とし、それぞれが2MBの共有L2キャッシュを内蔵していると考えられ、チップ全体では16MBものSRAMを内蔵し、現在の6コアCPUのトータル9MBのキャッシュから77%の増加となる。

AMDの次世代CPUに搭載される予定の大きななL2キャッシュは現在のマルチコアCPUが512KBのL2キャッシュのみ搭載していることと比較して、シングルスレッド動作のアプリケーションにより高性能を保証するのに対し、巨大なL3キャッシュはメモリ帯域を最大限活用することができる。両方の改善は現在の「Stars/Creyhound」アーキテクチャと比較して重要な性能向上を提供するだろう。

AMD「Orochi」設計はハイエンドデスクトップPCおよびサーバ市場向けの次世代CPU製品である。そのチップは8このプロセッシングエンジンを搭載しているが、ベースの「Bulldozer」マイクロアーキテクチャによると、それぞれのコアは4つのモジュールを内包している。それぞれのモジュールは二つの整数演算コア(それぞれフェッチ・デコード・L2キャッシュを共有している)がスケジューラにより関連付けられており、二つの128bit FMACパイプを内包した一つの浮動小数点演算ユニットが浮動小数点演算スケジューラにより関連付けられている。そのチップは共有L3キャッシュを内蔵しており、新しい設計のデュアルチャネルDDR3メモリコントローラとHyperTranspoert3.1バスを利用可能である。「Orochi」チップは新しいAM3+ソケットと使用する予定であり、新しいプラットフォームブランドが求められるだろう。

AMDはこのニュースに対して如何なるコメントもしていない。

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AM3+ソケットを利用することはほぼ確定かと。現在のThubanコアのようにAM3マザーボードはBIOSのアップデートで対応可能かもしれない。ソケット変更の理由はメモリコントローラ関連の改善によるものか?

新しいAMDの4コアCPU PhenomII X4 970 Black Editionが2010年9月21日にリリース

xbitlabs.com AMD’s Fastest Quad-Core Chip Will Have Two Versions – Sources. Some of AMD Phenom II X4 970 Chips Will Have Unlockable Cores [08/11/2010 05:04 PM] by Anton Shilov より。

新しいAMDの4コアCPU PhenomII X4 970 Black Editionが2010年9月21日にリリースされるとのことだが、可能性として二つあるとのこと。

  1. 従来の「Deneb」アーキテクチャで、通常動作周波数3.5GHzの4コア。
  2. あらたな6コアで採用されている「Thuban」アーキテクチャで、2コアが不活性された4コアCPU。

とくに後者の「Thuban」の場合だと、BIOSで2コアのロックを解除して6コアを格安で利用できるお得なCPUになる可能性がある。またDDR2/DDR3対応とのことなので、AM3ソケットのM/BのみだけでなくAM2+ソケットM/Bでも動作するとのこと。