AMD Developer Inside Trackエピソード12 AMD SimNowの導入方法

All of AMD ADIT Episode #12 Introduction to AMD SimNow August 18 2010 by Sharon Troia より。

AMD Developer Inside Trackエピソード12 AMD SimNowの導入方法

こんなソフトウエアがあるとはしらなんだ。

AMDの新しいCPUではXOPやAVXに対応しているが、そのCPUやマザーボードを開発する際に必要なシミュレータらしい。名前はAMD SimNow™。

  • Bit slice DES(暗号化アルゴリズムの一種で、演算時最も時間のかかる部分を最適化するためビット入出力を減らして処理時間を削減する手法)に有効なXOP命令の導入
  • AVX命令群のシミュレート

動作環境は下記の通り。

  • OS Distribution
    • Any of the following 64-Bit Linux distributions. SuSE 9 Pro and newer
    • RedHat 64Bit Enterprise 3 and above
    • Fedora Core 2 and newer.
    • SuSE 9.1 or newer for AMD64 (recommended)
    • Windows® XP Professional x64 Edition OR Windows Server 2003 x64 Edition.
  • Memory
    • Approx. 64MB of memory, plus Approx. 150 MB of memory for each simulated processor, plus the amount of simulated RAM
  • Processor
    • AMD Athlon™ 64 or AMD Opteron™.

ダウンロードはAMD SimNow™ Simulatorのページより。

AMDは3DNow!使用サポートを終了する。

xbitlabs.com AMD Drops Support of 3DNow! Instructions.AMD’s Future Chips Will Not Support 3DNow! [08/19/2010 11:20 PM] by Anton Shilov より。

AMDは3DNow!使用サポートを終了する。

AMDの今後のチップでは3DNow!はサポートしない。

by Anton Shilov

2010年8月19日

AMDはK6-2の時代までさかのぼって、単一命令複数データストリームコマンド(SIMD)か他のベクトル化命令とし知られとして機能する「3DNow!」を導入した。その「3DNow!」は浮動小数点演算の性能を大幅に改善する予定であったが、数多くのプログラムが実際に活用することなかった。結果として、10年の時を経てAMDはそのコンセントを抜き、将来のチップで「3DNow!」をサポートしないことをに決定した。

「(3DNow!の命令まで)私たちは広く使われているストリーミングSIMD拡張命令(SSE)およびその連続したバージョンなど多くのSIMDコマンド群を自身のプロセッサに実装した。『3DNow!』命令は廃止され、これから登場するAMDのプロセッサでは確実にサポートされないだろう。それらのプロセッサでは、『3DNow!』命令用フラグビットはセットされない。」とシニアディベロッパリレーションズエンジニアのSharon Troiaは記載している(※英文)。

「3DNow!」命令が開発された同じ時代を見てみると、もしプロセッサが命令もしくは命令群をサポートしているのなら、プログラマたちはチェックのため試行錯誤のモデルを利用した。これはアプリケーションはもし命令を実行することが可能なら、実行できるかを試す。もしアプリケーションがプロセッサから例外処理(#UD)を受け取ったら、その命令は実行不可能であると信じている。これらのタイプのアプリケーションは新しい仮想マシンの元ではうまくする動作させることができないだろう。それは他のブログで記述されている。

PREFETCHとPREFETCHW命令のある「3DNow!」バージョンは現在彼ら自身によって分類され、AMDはそれらのサポートを継続する計画である。

それはメインストリームアプリケーションがSSEパスのように「3DNow!」ではないコードを使用すると観るのが最もありえることである。

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当初AMDの3DNow!K6-2で登場した際に、IntelはまだMMXのみで整数演算のみのSIMDコマンドだった。そのためmp3エンコーダ「lame」を3DNow!命令を利用し高速化した「午後のこ〜だ」をその当時使っていたな。

Cyrixなど他社にも導入され先進性があったが、仮想マシン技術が普及するにつれ独自実装のコマンドは使いにくくなっているのか。一時代が終わろうとしている。

更新 2010年8月22日

AMD 公式ブログ All of AMDへのリンク 3DNow! instruction are Being Deprecated(※英文)