Ubuntu Linux 10.04 Lucid LynxでAsus M2A-VMにDell U2711 Flat Panel MonitorをDVI-Dデュアルリンク接続

さてこれまでHyundaiの1280×1.204 pixels の液晶モニタを使っていたが、仕事の関係で16:9のモニタが必要になった。

だが一般的な2万円前後の1920×1080 pixelsのモニタには不満を持っていた。

  1. 横の解像度は高いが縦の解像度が低い。これは1024pixels→1080pixelsだとほとんど変化がない。縦1200pixelsのモニタも同様。
  2. 低価格のTN液晶では見る角度により色の変化が激しすぎる。これは大きなモニタほど顕著になる。右下や左下でホワイトバランスが異なって見える。
  3. 液晶表面のグレア加工は画像のコントラストを際立たせて美しく見せる効果があるが環境によっては映り込みがひどくてコントラストに弱い画面の読み取りが難しくなる。
  4. Asus M2A-VMのチップセットであるAMD 690Gのグラフィクスの最大解像度が2560x1440pixelsなので一度試して見たかった。

そこで様々なメーカの液晶モニタを調べたところ、Dell U2711 Flat Panel Monitorが合致していた。

  • 解像度が2560×1440 pixelsと一般的な液晶の1920×1080 pixelsより一回り高い。
  • インターフェースにDisplayport x1、DVI-D x2、VGA D-sub x1、Compositeなど多彩。特にDisplayportは今後GPUボードを買い換えたときに有効になるだろう。
  • 液晶がIPS液晶で見る角度による色の変化が少ない。多少はあるが。
  • 液晶表面の映り込みがないノングレア加工で環境に左右されずにモニタを見ることができる。

購入は8月に価格が下がった段階で5%クーポンを利用した。49,800円前後の出費で済んだのはお買い得であった。

さて注文が8月3日、到着予定は8月12日だったが何故か本日8月5日に届くという嬉しい誤算があった。配送会社のページではまだ東京の倉庫にあると表示されていたのだが…。

今まで利用していた液晶モニタは妻に進呈。さっそくUbuntu Linux 10.04 マシンに接続する。

最終的には何も設定等を書き換えずにxserverで最大解像度2560×1440が利用できたのだが、つまずいた点をいくつか列挙する。

  • Ubuntu Linux 10.04 Lucid Lynxを使用。Linuxカーネルは2.6.32-24-preempt、カーネルモードセットは有効、xorg-edgers Radeonドライバを使用。
  • ASUS M2A-VMのDVI-D接続ではPOST画面・BIOS画面が出力されない(BIOS version 5001)ので、まずはVGA端子とDVI端子の両方をM2A-VMと接続する。
  • Ubuntu Linux起動後、XサーバはVGA接続認識で最大解像度が1600×1200になった。
  • GNOMEメニューの「システム」→「設定」→「モニタ」を選んで、「すべてのモニタで同じ画像」チェックボックスを外す。これが重要。二つの端子につないでいるので、デュアルディスプレイとして認識する。
  • 次に「モニタの検出」ボタンを押して新しいモニタが検出されたら、新しいDVI接続のモニタの最大解像度が2560×1440となるので変更し、「有効」ラジオボタンをクリック、もう一方のVGA接続のモニタは「無効」ラジオボタンをクリックする。そして「適用」ボタンを押す。
  • 「適用」ボタンを押した後、U2711のメニューから「Input Sources」→「DVI-D1」でDVI接続表示に切り替え、正常に表示されたらそのまますぐにUbuntu Linuxを一度電源を落とし、VGA接続をM2A-VMから外しDVI接続のみにする。
  • その後、再起動するとBIOS画面は表示されないが起動していることがBEEP音でわかる。しばらくするとカーネルモードセットにより起動端末画面、Ubuntuロゴ画面が最大解像度で表示される。
  • 最後にGDMが表示され、ログインすると正常にデスクトップが表示された。
  • Compiz-fusionは設定を有効にしても、実際には無効になるので注意。

使ってみた印象は、「とにかくでかい・眩しい・デスクトップが広い・熱いw」

  • 眩しい件はBrightnessを下げて対応。数値は0〜10ぐらい。
  • デスクトップが広い件はマウスカーソルの速度と加速度をあげて対応。
  • Dell U2711付属のUSBハブに差し込んだUSBメモリ・メモリカードリーダに差し込んだSDカード共にUbuntu Linuxで正常にデバイス認識した。
  • gnome-panelがどうやら横幅最大1920pixelsまでしか認識できないようで、パネルの右側が途中で切れて表示されずパネル上のアイコンが表示されないなど横2560pixelsでの表示がうまくいかない。対応方法として、ログイン後gnome-panelの上で右クリックし「プロパティ」から表示位置を適当に移動させると正常に描画される。
  • 他のブログで指摘されている液晶表面の油膜感・ギラ粒感は、30cm以内に画面を近づけると分かるが気になることは一切無い。灰色の部分で感じる程度。

なお、Dellから2010年9月には30インチ2560×1600 pixelsのU3011が登場するという噂もある。ただし私のPCデスクには載る大きさではないのでDell U3011の検討は見送った。

セットアップ後は、GIMPカラーマネジメントAdobeRGBとU2711のICCプロファイルを設定した。

多分M2A-VMでDVIの最大解像度+Ubunt Linuxのレポートはネットでも初めてかも。

追記 2010年8月8日 Dell U2711の工場設定モード(ファクトリーモード)の表示方法

  • 電源を切った状態で 2番目と4番目のボタンに触れたまま電源ボタンを押す。
  • するとボタンのランプがすべて光った状態でPCの画面が表示される。
  • 一番上のボタンに触れると工場設定モードが表示される。だが普段は使わないので下手にいじらないこと。
  • また電源を切った状態で2番目と3番目のボタンに触れたまま電源を入れるとバックライトの点灯時間と電源投入回数が表示される。
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1件のコメント

  1. 今日香港からDVI-Dケーブルが届いたが… « PCハードウエアとLinux情報 Leddownのブログ

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