Ubuntu Linux 10.04 Lucid Lynx ファイルマネージャ4種紹介

gihyo.jp Ubuntu Weekly Recipe 第131回 ファイルマネージャを使いこなす より。

WindowsではExplorer、MacではFinderにあたるデスクトップPCでファイル操作の基本となるファイルマネージャの紹介である。奇遇だが私も上記サイト記事と同様にNautilusGnome CommanderMidnight Commanderを等しく利用している。

簡単に各ファイルマネージャーを比較してみる。

Nautilus

  • サイドバーにディレクトリツリー、メインペインにファイル一覧とExplorerと同じ使い方が可能
  • ディレクトリの右クリックから「新しいタブを開く」でタブ表示が可能。たくさんのウィンドウを表示しなくても複数のディレクトリ間のファイル操作が容易。
  • またメニューバーの「表示」→「拡張ペイン」もしくはF3を押すことで、ペインを二つに分けることが可能。一つのウィンドウで二つのディレクトリ内のファイルを見比べながらファイル操作が可能。
  • Windowsネットワーク(smb、cifs)やFTP、sshなど各種リモート接続が可能。

とWindowsのExplorerより様々な点で優れている。欠点は大量のファイルをコピーしている途中でたまにだがSegment Faultを吐き出して強制終了してしまうことと、ファイルのサムネイル表示を利用するとメモリ使用量が150MBを超えることがあること。

それ以外はGUIとして充分使い易い。

Gnome Commander

WindowsではTotal Commander (wiki)やNorton Commanderにあたる。

  • 伝統的な左右に画面に別ディレクトリ内のファイル一覧を表示する2画面ファイラ。
  • 左から右にファイルを移動する、逆に右から左にファイルを移動するというファイル操作の基本として理にかなった画面構成である。
  • 左右のペイン切り替えはtabキーで行う。
  • 操作対象のファイル指定はinsertキーもしくはSHIFT+上下カーソルキーを使用する。
  • SHIFT+F2でディレクトリ内のファイル差分を表示可能。またメニューバーの「ファイル」→「ファイルの同期」で同期処理が可能。

私が普段利用しているファイルマネージャである。マウスも使えるがほぼキーボードのみで操作可能なので操作効率は非常に高い。ファイル操作(コピー・削除・移動など)もマルチタスクで複数の処理を同時に行える点も良い。欠点はファイル操作処理を複数行うと、処理完了直後にSegment Faultで強制終了してしまうことが時々あること。

Midnight Commander

古くからのPCユーザはSharp X68000シリーズで広く使われていたmintを想像するとわかり易いかもしれない。

Gnome CommanderがGUIだとすれば、Midnight Commander(以下mc)はターミナルで利用するCUIベースのファイルマネージャである。

古い話だが、GnomeがVersion 1.xの頃はMidnight CommanderにはGUIがあり、標準のファイルマネージャであった。その後Nautilusにとって代わられたが、初期のNautilusは動作が非常に遅くLinuxのデスクトップ環境は「動作が重い」という印象を与えた要因の一つと勝手に考えている。

  • mc
  • 上記のコマンドで起動するためシンプル。
  • 基本的な使い勝手はGnome Commanderと同じなので迷わない(tabキーで左右移動、insertキーで操作対象ファイル指定等)。
  • sshなどでリモートアクセス時にも使用できるので汎用性がある。
  • ファイルを上書きする際に、ファイルサイズが異なる場合のみ上書きを行うなどサーバ間のファイル同期に有用な機能が多い。

慎重にファイル操作をする場合はMidnight Commanderを利用することが多い。大量のファイルを扱ったときにSegment Faultを起こすのはもはやお決まりw。tipsとして、Gnome Terminal内でmcを利用する際に、mcの終了キーF10とGnome Terminalのメニューのショートカットキーf10が重複するので、Gnome Terminal側のメニューのショートカットキーを無効にすることをおすすめする。

  • Gnome Terminalのメニューの「編集」→「キーボード・ショートカット」→「メニューのショートカット・キーを有効にする(デフォルト:F10)」のチェックボックスをオフにして右下の「閉じる」ボタンを押す。

Emacsのdirdモード

emacsで利用可能なファイル操作モード。C-x dでdirdモードが起動する。概要はリンク先の紹介記事を読んでもらうとして、便利な点を紹介する。

  • たまにLinuxで削除できない原因不明なファイルを作成することがある。要因はファイル名にエスケープシーケンスが入っていしまうことがあるなどだが、そのようなファイルを削除する際にdirdモードは利用しやすい。
  • ホスティングサービスやハウジング、リモートメンテナンス時にemacsは結構インストールされているのでスクリーン表示でファイル一覧を確認・指定・操作が可能なのは便利である。

なんせemacsなんでemacsのみで完結した環境を構築すると使いやすさは極限まで達するw。

最後に

ファイルマネージャーとしては他にfdclone等いくつかあるが、gihyo.jpの紹介記事はなぜか私の利用環境と全く一緒だった。好みや機能で使い分けるとよいだろう。

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