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さて妻が利用してるノートPCはUNITCOM製 Windows XP HomeのIntel Core Duo 1.6GHz 1GBメモリと標準的なスペック。オークション出品の関係上FirefoxやPhotoshop等を複数起動しながら利用しているが、最近はメモリ不足でハードディスへのページングが頻発していた。
そこでメモリを増設することにした。ついでに自分のVistaマシンのメモリをDDR2からDDR3 1333MHzに交換する。
UNITCOMノートPCのチップセットは「お嬢さん」の愛称で一部で有名なSiS製。メモリスロットは2個で、DDR2 SO DIMM 533MHzもしくは 677MHzの1スロット最大2GBユニットまで。標準では1GBメモリが1スロットに刺さっている。
購入したメモリはノーブランドのメモリだが、チップ名から台湾Jeylin製Zeppelineブランドらしいことはわかった。
ノートPCのバッテリーを取り外し、裏にあるメモリ増設用蓋を開けてメモリユニットをスロットに指す。そして起動してBIOS画面からメモリ容量を確認すると1GBしか認識していない。そこで電源を切り、メモリスロットを入れ替えるとちゃんと3GBと認識した。
Windows XP Homeでは十分なメモリ容量であろう。当分はこれでOK。
次にDDR3 SDRAM PC10600 1333MHz 2GB×2をJetway MA3-79GDG COMBO/Dに指す。
ここで注意点を。Jetway MA3-79GDG COMBO/DはDDR2メモリとDDR3メモリの異なる規格のメモリを排他利用できる変態マザーボードだが、使用するメモリによりBIOSが異なる。これまでDDR2メモリを利用していたので、DDR2用BIOSが起動していた。DDR2用BIOSはAMDの6コア対応BIOSにアップデートしているのだが、DDR3用BIOSはA02と購入時のまま。そこでBIOSのバージョンアップも同時に行う。
JetwayのサイトからDDR3用BIOSをダウンロードしUSBメモリにコピー。このUSBメモリはDOSが起動するようにしてある。
DDR3メモリとUSBメモリを挿して再起動。DOSプロンプトが表示されたのでflash.batを実行してBIOSアップデート。無事成功し再起動後にBIOS画面に入り、Optimize Loadを選んでSave&Exit。
Windows Vistaが無事起動したが、ブルースクリーン発生。3回ほどブルースクリーンを見たあと再度BIOS画面のDRAM関連の項目を確認するとめちゃくちゃな値が設定されていた。ちゃんと確認すべきだった。
BIOSのメモリ項目をすべてautoに設定すると安定して起動した。
これまで使っていたDDR2 1GB×2枚のメモリはUbuntu Linux amd64が動作しているAsus M2A-VMに指す。これでUbuntuは6GBメモリで動作することになり、VMware Playerを複数起動しても快適になった。
これで完了。